リハビリテーション科

リハビリテーション科概要(H21.4.1現在)

病院が二次救急ならびに救急輪番という機能を受け、急性期リハビリテーションを積極的に行っています。
施設基準: 脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅱ)
運動器疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
スタッフ構成: 医師 1名
理学療法士 10名
作業療法士 2名
言語聴覚士 1名
助   手 2名
入院リハ処方件数: 入院 毎年1000件以上
  外来 約70件
対象疾患: 中枢神経系疾患 5割
  骨・関節系疾患 3割
  呼吸器系疾患 1割
  その他 1割

当院のリハビリテーションの特徴

1)急性期リハビリテーション

一般病棟では、脳卒中や整形・形成外科などの 疾患に対し、救命(手術)直後からの急性期リハ ビリを医師、看護師等の協力を基に積極的に取り組んでいます。入院後7日以内にリハビリを開始した割合は約8割であり、その内約6割がベッドサイドからのトレーニングの開始となっています。

急性期リハビリの提供後に車椅子の離床が定着しますと、脳卒中や大腿骨頚部骨折の方を中心に、回復期移行のリハビリを目的に、連携先の一般病院や回復期リハビリ病棟へ転院して頂き、更にそれぞれの疾患や障害に適した専門的で集中し た医療サービスの提供へと確実に繋げるように努めております。


2)理学療法士の関わり
病気やケガ、低活動等によって生じた障がいや身体機能の低下に対し、主として身体機能の回復や「起きる」「立つ」「歩く」といった動作能力の向上を目的に運動や練習を行います。
《主なアプローチ》
●活動制限期
(ベッド上安静期)
関節可動域運動、呼吸・排痰練習、筋力運動、機能促通運動、
ポジショニング など
●離床・ADL拡大期 筋力運動、機能促通運動、ポジショニング(定頸・姿勢の安定)、座位耐性運動、起居動作・歩行の練習、動作指導、物理療法など
●離床定着期 在宅や施設復帰へ向けた介護指導、住宅改修・福祉用具の相談指導など
3)作業療法士の関わり
主として身の回りの生活がスムーズに行えるように、動作能力や手先の細かな動き向上を目的に運動や練習を行います。また、作業活動やレクリエーションを通じて体や心のストレスを軽減させ、対人関係や自主性を回復させることも目的に行います。その他に、職場復帰や社会参加に向けて動作の練習や助言・支援も行います。
《主なアプローチ》
●活動制限期
(ベッド上安静期)
関節可動域運動、筋力運動、高次脳機能障害の評価、ポジショニングなど
●離床・ADL拡大期 筋力運動、促通運動、ポジショニング、ADLの練習・指導 など
●離床定着期 作業活動、レクリエーション(手工芸・園芸・ゲーム・鑑賞・演奏)、 生活関連動作の練習、介護指導、住宅改修や福祉用具(自助具)の相談指導など

4)言語聴覚士の関わり

主としてコミュニケーション(「話す」「聞く」「読む」「書く」)や食べることなどの障がいに対して、機能回復およびアドバイスを行います。


《主なアプローチ》
●活動制限期
(ベッド上安静期)
高次脳機能障害や構音・嚥下障害の評価および運動など
●離床・ADL拡大期 言語練習(構音・発声練習、書字練習など)、直接的および間接的摂食・嚥下機能練習など
●離床定着期 生活関連動作の練習、介護指導・福祉用具の相談指導、社会参加の促しなど
●その他 NST委員会の活動の普及

3.院内外の様々な活動

1)日恒翼(にっこうよく)

若い年代を中心にコメディカルや事務職員、看護師などの部署を超えた交流イベントを行う自主グループ。

具体的な活動は、ボウリング大会やキャンプ、ソフトボールやバドミントン、芋煮会など

2)長崎県リハビリテーション支援センター

長崎県の医療や介護,予防事業に関する調査や研修会の運営支援。

地域リハビリテーションならびにリハビリテーシ

ョン医療の活動推進を目的に協力。
3)長崎斜面研究会(NPO法人)

建築、機械工学、土木、医療、介護などの様々な分野の専門家と自治会や高齢者などで構成される任意団体であり、長崎特有の坂段の文化研究や外出支援・生活環境改善支援などのボランティア活動を行っている。

4)長崎県理学療法士会 福祉部 (社団法人)

長崎県下の地域リハビリテーションや地域医療,介護保険 制度にかんする調査や研修会を企画運営。

訪問リハビリや 小児リハビリ分野の調査やパンフレットの作成、障害者スポ ーツ大会へのボランティア活動などを実施 。